パソコンの画面を運転台にして模型を走らせる

1・Processingを使ってみよう

 

 パソコンの画面に表示された図形を、マウスやキーボードで操作して鉄道模型を走らせます。

 赤外線ワイヤレスコントローラーの送信側が、パソコンになったと考えればわかりやすいでしょうか?
 実際に受信側は似たような部品構成です。

 パソコン側の運転プログラムはProcessingを使います。
 画面のインターフェイスもプログラムの記述もArduinoIDEと同じなので、Arduinoの経験があれば初めてでもスラスラ
とプログラムが書けます。

 はじめに Processingをダウンロードします。
 シリアル通信を使う場合は、32bit版をダウンロードしてください。
 (64bit版はシリアル通信をサポートしません、64bitOSを使われている場合も32bit版を入れてください)

 http://www.processing.org/

 フォルダーを展開してProcessingを起動すると、見覚えのある画面が現れるので、以下のスケッチをコピペして実行してみてください。

void setup(){
  size (400,200);
}
void draw(){
  background(0);
  ellipse (mouseX,100,20,20);
  delay(10);
}

 黒いウインドウが表示され、その上でマウスを動かすと円がマウスに合わせて左右に動きましたか?
 size(400,200) はウィンドウのサイズを指定しています。
 backgrounf(0) は背景を黒で塗りつぶしています。
 ellipse(mouseX,100,20,20) はX軸はマウスの位置、Y軸は上から100ピクセル目に縦横20の円を書ます。

 ここでは背景を黒で塗りつぶしていますが、JPEGやGIFなどの画像を貼り付けることもできます。

 思ったより簡単そうでしょ? 

  2・マウスで車両を制御する

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